ひとりごと

ぐだぐだと思ったことを思ったままに

縁〜むかしなじみ〜

ふぉゆ兄さんの舞台〜!

申し込んだら当たったので久しぶりにマチソワ入ってきましたー*(^o^)/*

マチソワなんていつぶりだ。どうやら2年半前の銀英激突以来だそうだ。コンサートでは1年半前にたきつで昼夜入ったけど。

ふぉゆさんの現場はREPAIR以来だったんだけど1年経たずにまたメンバー全員での主演舞台させてもらえるなんてさすが。

 

 

舞台は田舎の海見町。

中学3年生の4人は地元のお祭りに来ていた。

進路について、健太(松崎)は漁師を継ぐと、大樹(福田)は野球の推薦で高校に行くと、和也(越岡)は公務員になるために高校はいいとこ行くんだと、良毅(辰巳)は頭いいから勉強したら良い高校いけるんじゃね??と話していた。

 そのお祭りにはダンナイ節があって、健太の親父さんが振付をして毎年盛り上がってたお祭りだった。しかしこの年は、ダンナイ節の前に神様へのお供え物を流すための船が燃えてダンナイ節は中止。それと同時に良毅一家がいなくなった。

 

良毅以外の3人は高校もその町の高校だった(のだと思う)。

大樹は推薦で高校に入ったものの周りの人が凄すぎて追いつこうと必死に投げてたら肩を壊した。推薦で入った故に部活を続けられない大樹への周りからの視線は冷たく、大樹は高校を辞め、暴走族(だと思う)に入っていた。それを心配した和也が健太に連絡をし、2人で大樹に話をしようと大樹を呼び出した。大樹は最初は荒れていたものの、話していくうちにだんだん落ち着いてきた。しかし、公務員になりたいから勉強してる和也や漁師をしている健太を逃げていると言う。和也は、逃げてもいいんだよ、と。俺たちも逃げてる。俺は勉強してる間は何も考えなくて済むと。健太も、俺も漁に出ている間は何も考えなくて済むと。そんなことを話し、あれからなくなった祭りのダンナイ節のことを話し、復活できないのかなぁと、いつか俺ら4人(良毅も含む)でやるんだって、和也が良毅の分の拳もだしてグーごっつんこ。

 

あれから約10年。彼らは29歳になっていた。

 

大樹は母親がなくなり、母親が経営していた店を祖母とともに経営していた。祖母は元教師。健太は漁師として、母親が亡くなり意気消沈した父親の後を継ぐようになっていた。大樹の店に毎日元気よく魚を届ける。

この日もいつものように魚を届け、いけすに入れ、大樹の祖母、ばっちゃんと話をしていると、祭りのチラシを届け終わった大樹とその妹(パンフによると妹分という設定らしい)が帰ってきた。そこに無事公務員となった和也が飛び込んできて紙袋を差し出し、隠して!ついでに俺も隠れさせて!と。慌てて紙袋をかくしあたふたしていると厳つい男3人集登場。海見町はかつての活気を失い、再開発の話が進んでいた。厳つい男3人集は、再開発のために土地を買い上げてる会社の社員だった。大樹たちは再開発に反対でこの男たちを何度も断っていた。今日はその話じゃないんだよ、君たちの友達が逃げ込んで来なかったかいって聞かれたけど何とか逃げ切った和也。

訳を聞くと高校の先輩(土屋)にトイレに行くから荷物を預かれと言われ預かったが、待てど暮らせどトイレから出てこずトイレを見に行ったらもぬけの殻で、トイレから出たらその3人集にそれ渡せと迫られたから怖くなって逃げたと。中身は知らないと。で、ここ(ばっちゃん家)に隠しといてくれと。中身が分からないと預かれないと大樹が譲らず、中身を見ると 今月分です と書かれた紙と200万円。ただ事ではないとあたふたするも、なぜかジップロック持ってくる大樹。カバンをジップロックに入れる大樹。そのままいけすにぽちゃーん。いつもばっちゃんのところで呑んだくれてる健太の父が、カバンが茶色だったため、 ヒラメじゃ と。そんなこんなで逃げ切ったはいいが先輩を探さないとどうにもならないと言ってるところに良毅登場。実に14年ぶりの再会。今度そっちに行くと和也には連絡あったみたいなんだけど目的も日時もわからなかった訪問が今日だった。女の人を連れて。スーツで。婚約か!とはしゃぐもお仕事で来たとのこと。今こんなことやってんだと名刺貰ってみると、なんとあの男3人集の会社の元請けだった。今は話す気になれないと追い返す。ちなみに女の人は婚約者じゃなくて会社で同じプロジェクトやってる先輩。

しばらくして今度は私服で現れた良毅。仕事の話じゃない、遊びに来たらだめなのかよと中に入る。(たぶんこれここだったはず)

探すも見つからない先輩。ばっちゃん家の近くにいるところを見つける→捕獲→店の中に連れ込んで事情聴取。土屋は男3人集と同じ会社だったが、色々とドロドロなのを知り黙っていられなくなったと。あの会社は老人の土地を買い上げ、しかし元請けに水増し請求し、差額はワイロとして上長や市長とかに渡っていた。するとそこにまた現れる男3人集、とその仲間2人。今度は和也がお店に立っていたため見つかる。土屋も見つかる。和也も土屋も引き渡す気のないとわかると乱闘になる。そこにばっちゃん登場。ついでに良毅の先輩も登場。いけすの水かけて鎮静させる。と、へこへこしだす向こうのトップ。実はばっちゃんの昔の教え子だった。土屋も。良毅の先輩も。結局ばっちゃんのおかげで喧嘩は終わり掃除も終わり、土屋に返してもらおうと思ってたお金もばっちゃんに説明できずに返してもらえず退散。

あ。ワイロ云々はここで話してたかもしれない。

忘れてた、と、いけすからヒラメ(お金の入ったカバン)を出す。ジップロックに穴空いてて盛大に濡れてる。ジップロックの中に水が溜まっている。土屋に渡そうとするも、そのまま渡すの?!いま?!ここで?!!となり、いけすにリリース。キャッチアンドリリース。そのお金本当は良毅が受け取るものでした、と。良毅たちは、裏金があると聞きその調査をしに来たのだった。

久しぶりの再会なんだからと女性陣と土屋は奥の部屋(舞台裏)に退散。結局再開発の話になって、お前らは逃げてるだけだ、と良毅。お前ら反対してるからにはHPに上がってる計画書読んでるんだろうな?和也は公務員なんだから特に。とか。再開発しないでこの町また盛り上げられる計画考えてるのかよ。とか。健太が祭りがある、と言うと、その祭りだってダンナイ節なくなって盆踊りなんだろ。とか。まぁ責める。そこに女性陣と土屋出てくる。あれは話したのか、と先輩。本当は良毅は海見町が大好きで、自分の職をかけて上司に色々掛け合って今回の調査にこぎ着けたと。この調査で、裏金が証明され、町人たちの本心も本当はこの町が再開発されて欲しくないということだったら、再開発の中止も視野に入れるとのことで。良毅は3人を奮い立たせるためにあえて責めるような口調にしただけだった。だって本当はこいつらこんなもんじゃないんだよって。それで、4人でもう一度ダンナイ節をやろう!となって健太の親父さんが作った(設定の)ダンナイ節歌って踊って終了。

 

 

今回は2回入ったけどメモ取らず1週間経ったからなかなかの曖昧さ&適当さだけども。

中学のシーン、ひたすらイカ焼き食べてる松崎とかなくなったら袋から2本目でてくる松崎とか、昼公演で喋りながらイカ焼き食べて口からこぼれ出て舞台上に落ちたイカ焼き食べる松崎×2とか、これまた昼公演で捌けるときにイカ焼きの串落とす松崎とか、きゅうり持ってるものの松崎と対照的に舐めてんのかってくらい食べない福ちゃんとか。

クーラーボックスからいけすに魚入れるも毎回クーラーボックスの中に魚張り付いて残ってて紙袋隠す流れでクーラーボックス開けて驚いて魚いけすに掴み入れる松崎とか、ジップロックうまく閉められなくてあたふたする福ちゃん(だったはず)とか、昼公演で私服(設定)のポロシャツの襟立ってる辰巳とか、辰巳が持ってきた東京バナナを すっげー!東京のバナナだって!!の福ちゃん(だっけ、松崎だっけ)とか、土屋がすっごいビビりでビール継ぐときに手震えすぎて机に溢れたビールを拭くこっしーとか、床を拭く松崎とか、静かにビール入れてあげる福ちゃんとか、喧嘩して片付けの時床に散らかった割り箸を纏めてまた戻そうとする輩にダメって目と手で訴えて裏に持って行かせる辰巳とか、ナイフで切られた右腕を縛るのに口使ってる福ちゃんとか(死ぬほどかっこいいSHOCKタスキ思い出すほどかっこいい)。

お店に置いてある二階堂焼酎とか、名前入れてボトルキープしてるのとか。

マドンナ!って中学から辰巳の先輩のことずっと見てて高校は体操部、ってなぜか知ってて、先輩に対していちいち キター仕事モード!! ってなったり酔っ払った先輩に やばい、ますます俺の好みに近づいてる とか、側転し始めた先輩に 体操部キター!! ってなったりしてたこっしーが超おたくに見えて舞台見ながら自分を客観視できましたありがとう。

 

 ふぉゆらしくシュールな笑いも多かったなぁ。

 

 

物語としては 逃げる ということを色々と考えさせられた舞台だった気がした。高校の頃、3人で話した時は 逃げてもいいんだよ って話してたけど、大人になって久しぶりに会った辰巳には 逃げてるだけだ って言われて。逃げる って、良くも悪くもなるんだなって。逃げた先で何か努力をしていることがあるのなら 逃げる ことは責められることではないけれど、言い訳しながら 逃げる だけではただ向き合わずに背を向けているだけなのかなって。

でも本当に最後辰巳とガーーーって言い合うところは昼も夜も泣いた。周りも泣いてた。笑いあり涙ありってこういうことかーって思った。とってもとっても素敵な舞台でした。

 

 

10月11日に3度目の主演舞台終わったと思ったら12月1日から錦織さんの舞台ですか… さすがふぉゆ兄さん…