ひとりごと

ぐだぐだと思ったことを思ったままに

キャッシュ・オン・デリバリー

自担の初外部初主演舞台が今日、シアタートラムで幕を閉じました。
2018年10月24日に大阪の松下IMPホールで幕を開けたキャッシュ・オン・デリバリー。
何度も舞台化されている翻訳劇。
「爆笑ノンストップハートフルコメディ」
そう表されていたように、主演の2人には相当な量の台詞があって。
通常舞台では1人の台詞は5000〜10000字くらいとのことだけど彼らは20000字近くの台詞を別の主演舞台中に頭に叩き込んでしまった。


大阪で7公演、そして東京でまさかまさかの当日券が当たって1公演、観劇することができました。


最初に発表されたのは8月1日。本人たちが聞いたのはその約1ヶ月半前の御園座公演が始まった頃。
本当に嬉しかったけどあまり実感も湧かなくて、側転すらしないと聞いた時は、もしかしたら通ってるうちにもういいやってなっちゃうかもと思ったりもしてました。
けれどそんなことは全くなくて。
ありがたいことに初日に入ることができて、あの、なんとも言えない初外部初主演初日という一生に一度しかない空気を味わうことが出来ました。
始まってみたら本当に爆笑ノンストップで、最初は不安で仕方がなかった2人の演技も、その不安を全て忘れるくらい物語が面白くて、舞台見ながらこんなに声だして笑ったの初めてだと思うくらい笑いまくった2時間半でした。
8回目でもあんなに笑ったんだもん、本当に凄い舞台を作り上げたんだなと、心の底から思いました。


大阪千穐楽の日、清水さんがこんな話をしてくれました。
「本当はお客様には伝えなくても良い話なんですが、この企画でキャッシュ・オン・デリバリーをやりたいと言ったのは僕で。SHYBOYプロデュースでこの2人で何か作品をというお話を縁あって頂いた時に、僕はこの2人(ふかさく)を2年前くらいから知っていて、この2人だったら僕が昔やったこのエリックとノーマンをやったほうがいいと判断しマネージャーさんにも話をしてこれで進みました。なのでプレッシャーもありました。けれど顔合わせの時から台詞が入ってたりして2人はプロの俳優なんだな、ただのアイドルじゃないんだなと思いました。そんな2人に感動しました。(略)でもこの役は本当に難しいです。僕今やれって言われても絶対やらないような役です。大阪でお客様に育ててもらったので、これを東京に持って行って2人にも大きく成長して欲しいなと。」
てっきりコメディだから2人が選ばれたのだと思っていたわたしは本当に嬉しくて嬉しくてたまらなかった。

2016年の?宇宙クリエ楽屋挨拶のタイミングではじめましてした後にサマステもサマパラ来てくださってコンサートで本人たちの人となりを知ってくださった結果、この難しい作品を当ててくださったなんてどれだけ光栄なことなんだろうと。
いろんなことに真面目に取り組む姿勢とか、全体を見渡せる視線とか、空気を読んだ上での考えられた発言とか、そういうところ全部見てくれててその上であの2人ならこれをやり遂げてくれると判断してもらえたのが、本当に嬉しかった。

そしていろんな雑誌でその難しさをこぼしていた2人がいて。でも幕が開けたら完全にエリックとノーマンがそこにいて。東京の囲みでは演出家の野坂さんが毎回ものすごい数のダメ出しをしたけれどそのすぐあとにはもう直していたという話をしてくださって。大千穐楽でむっちゃん先生が厳しい言葉を言ったけどと稽古の話をしてくださって。
本当にいろんな人に支えられて育てられて大きく成長したんだなぁというのが伝わってきて。
彼らが真面目に全力に取り組む人たちだから、周りもそれについて来てくれたし付き合ってくれたし育てたい成長させたいと思ってくれたんだろうなぁと思うと、彼らが進んで来た方向ややって来たことは間違ってなかったんだと改めて感じた2週間でした。


本当に多彩な共演者さんに囲まれて、毎回の公演が新しくて観るたびに新たな発見があって、東京では全員にお手紙を書いてしまうほど、本当にこの座組が大好きになりました。
あんなに褒めて貰えたのも愛して貰えたのも2人の人間性なんだろうなぁと思うと、そんな2人が所属しているSnowManを応援していることが誇らしくてたまらない。


この先まだまだ大きな壁にぶち当たっていくと思うけれど、今回この座組でこの作品を通して学べたことは必ず彼らの人生に大きな影響を与えてくれる、わたしはそう思ってるからこの先もいろんなこと経験していろんな問題乗り越えてどんどん大きくなっていくって信じてる。












まだまだ応援していきたい。
涙が雪に変わるその日を楽しみに。












(むっちゃん先生お言葉勝手にお借りしました…!)