ひとりごと

ぐだぐだと思ったことを思ったままに

自庭の芝も品種改良前は青かった


人間が自由時間(生理的必要時間と労働時間を除いた時間、余暇)に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。(趣味 - wikipediaより)





趣味はあくまで趣味でないといけない。
趣味が生活の一部になってはいけない。
趣味は楽しいという感情を持てるもの。
趣味によって悩まされるのは少し違う。
趣味は趣味の範囲を超えてはいけない。




ジャニーズ(特にキスマイ)というものを趣味にしているわたしにとって趣味とはどういうものかと問われると説明に困る。しかし最近は趣味というのはあくまで娯楽の一部であって娯楽というのは自分が楽しむことができ安らぐことができるもののことをいうのだと思うようになってきた。そうだと仮定するとわたしにとってキスマイは果たして趣味の域におさまっているのか。


わたしはジャニーズに限らずタレントが恋愛をするのは自由だと思っている。みんなのものだとかなんとか言う人もいるけど、じゃああの業界に入ってしまったら仕事のことだけ考えて自分の幸せは掴めないのか?それは違うと思う。確かに本業である仕事に悪い影響を及ぼしてしまうような恋愛は賛成できない。しかし恋愛をすることによって自分の意識を高めて仕事にいい影響を与えるのであればなんら問題はないと思う。
わたしたちにとって本業は学業あるいは仕事である。趣味はそれらに対していい影響を与えるものであるべきだとわたしは思う。
今のわたしにとって彼らはいい影響を与えてくれているのか。
簡単にイエスとは言えない自分がいる。
デビューしてから方向性が変わり自分の中で迷う部分も増えた。ファンが増えていろんな場所でのマナーを見るたびに同じくくりになることが嫌だと思うようにもなった。彼らに関して悩んだり苦しんだりする時間は確実に増えた。
だけど、楽しいことがないと言ったら嘘になる。嬉しいことがないと言ったら嘘になる。

ただそれらの割合がどの程度であるのか、というだけだ。




このままいくと自分がダメになる、と思った。自分の中で何かが壊れてしまう、と。
距離を置く決意は何度もしている。離れることはそう簡単にできることじゃない。だけど距離を置くことはわたしにでもできるのではないかと思うからだ。しかしそれを何度もしているということは何度も挫折しているということ。理由はただひとつ。彼らを好きだと、本当に好きだと再確認してしまう機会がところどころにあるからだ。
好きならば好きで通せばいいのに。ただ騒いで楽しんで喜んで。自分のプラスになる材料にすればいいのに。わたしはとことん不器用で面倒くさい人間である。彼らを自分のマイナスにする材料にもしてしまうのだ。
わたしが彼らを好きになった頃と比べると彼らの色は180度変わっている。あの頃を好きになったわたしにとって現在の全てを受け入れて応援して行くというのは少し難しいところが出てきてしまう。
最近、当時の少クラを見返している。そうするとやはり好きだと思える。玉森さんにはまった過去の自分に納得ができる。とても楽しくて微笑ましくて。TVを前にして1人で騒ぐ。可愛いと連呼し夢中で携帯のメモリーに記録していく。夢のような時間だ。
しかし夢とは必ず覚めるものである。
夢から覚めた時、わたしは悩み始める。果たしてわたしが着いて行こうと決心したのはこのようなグループだったのか、と。着いて行くのも着いていかないのもわたしの自由だ。誰に指図されてるわけでもない。だから余計に悩む。わたしはこのまま彼らに着いて行くべきなのか、と。彼らに対して不満がないわけではない。むしろ言いたいことはたくさんある。楽しさだけで着いて行けてるわけでもない。プラスの感情だけを抱いているわけでもない。
恐らく、離れたら楽になれることは分かり切っている。



わたしにとってキスマイは果たして趣味の域におさまっているのか。
答えはノーだ。生活の一部になりつつある。感情が左右されて精神的に不安定になることもある。どこからどう考えても趣味の域を超えている。
それに気がついた時、わたしは彼らを趣味の域におさめようと思った。簡単だ、距離を置けばそれでいい。しかし言葉で言うのは簡単だけどいざ行動に移すとなると簡単ではない。一度超えてしまった領域に戻るのは、そう簡単ではない。
ならば戻れるきっかけを作る。現場を減らし雑誌を買うのをやめ写真を買うのを減らし… 要は茶の間ちっくになればいいのだ。そのためのきっかけ。後悔しない満足な理由。それを見つけて行けばいいのだ。
そもそも雑誌や写真は買っていたけど現場は数多く入っていなかったわたしにとってはまだ比較的簡単なミッションである。
その準備は進みつつある。様々な事柄においてきっかけを見つけることができている。最終的には1年半後。


それだけを、距離を置くことだけを考えると心が落ち着く。精神的に不安定な状態から脱することができる。

ただこう考えるのは何回目か。
また、精神をめちゃくちゃにする出来事に出くわすことになるのだろう。わかっている。もう、そんなことはわかっている。同じように、同じ考えを繰り返すだけだ。

距離を置いたとしてもどうしようもなくなった時、楽しさや喜びを苦しさや悩みが追い越してもう楽しさや喜びを探すのが大変になった時、わたしは趣味を変るべきなのだろう。




わたしにとって彼らとはなにか。
結局美勇人に降りたところでまた同じことを繰り返すだけなのは目に見えている。そんなのわかりきっている。それならばわたしは泥沼を抜け出したい。岸から沼の様子を観察していたい。そんな程度でいい。深く関わらなくていい。

ただ離れる、ということに対して未練が残るのはここで知り合えた人たちがいるから。きすまいという媒体を挟んで関わってきた方たちともう関わることはできないのかもしれないと考えるとやはり離れるのは怖くなってしまう。恐らく彼らの話にはついて行けるだろうけど話を聞くことはいくらでもできるだろうけど。

結局完全に離れることなんてできないんだ。距離を置くことまでしかできない。



彼らを通して学んだことはたくさんある。彼らを通して得たものもたくさんある。多くの感情を学んだ。彼らを好きになってなかったら経験できなかったことはたくさんあるだろう。わたしにとって彼らとはとても大きな存在である。それに変わりはない。ただ心の中に渦巻くものが年々増えて行っているのも確かだ。


デビューの時に感じた心配が的中した。遠くならないよむしろ近くなるよと言っていたのにあの頃の面影はもうなくて。ローラーを軸にと言っていたのにほとんどローラーを履くことはなくて。わかってるよ、デビューすぐなんて自分たちで何も言えない立場だから言われるがままに進んできたのはわかってるよ。
過去の方が好きだったと思ってしまう自分に納得がいってないだけ。茶の間ちっくになることができればそんな自分にも納得ができるんじゃないかなって。彼らのデビュー前からデビュー後を変化じゃなくて成長だと捉えることができるんじゃないかなって。
ただ過去と比べてしまうのは現在に満足していない証拠なんじゃないかなとも思う。現在に満足していたらそもそも過去と比べるという発想が出てこないと思うからだ。デビューしてから3年間、過去の方が良かったと思い続けてるわたしにとって現在を全力で追いかける必要性はないんだきっと。全力で追いかけることができてるのかどうかはわからないけれど自分の中では全力で追いかけてるつもりであるわたしにとって、過去の方が良かったと思ってしまうという状況は現在の彼らを否定しているような気がして。だけどわたしは決して現在の彼らを否定したいわけじゃなくて。だからわたしが全力で追いかけることをやめることによって過去の方が好きだったという自分を正当化できると思ってるんだろうな。


自分の趣味だ。自分で調整しないと誰も助けてくれない。決断を下すのは自分。まだ時間はある。彼らのデビューの時と一緒だ。心の準備をさせるんだ。

もしもデビュー時期が違っていたら、もしも所属レーベルが違ったら、そんなことをよく考えてしまうけど過去に対してのもしもなんてないのだからそんなの考えるだけ無駄だ。

しかし未来に対してのもしもは存在する。もしも茶の間ちっくになれなかったら。それはその時にまた考えればいい。



そして今回こうやって感情を整理するにあたって過去の自分の記事を読んでみるとひとつだけ面白いなと思ったことがあった。それは、わたしは楽しさや喜びを苦しさや悩みが追い越してしまった時だけこんなにつらつらと自分の気持ちを整理してるのだということ。自分が超絶dr期だった頃の記録がない。自分がどこに沸いてどこを愛でていたのかが残っていない。そういう時というのは頭が飽和状態で整理する気にもならないんだろう。逆の意味で飽和状態になった時は早く抜け出したいから整理して飽和を解こうとしてるのだろう。

あーあ、もっと違う性格の人間になりたかったな。こーんなに面倒くさい性格ってほんとに自分でも嫌になる。




そんなこんなで今回のツアーで遠征しまくるのは最後かな。なーんて、わたしそんな遠征しまくったことないけど。今回は初日という日も行けるし全会場行くつもりだし(全ステはしないけど)初めて4連もできるし満足できると思うのよね。舞台だって行き始めたのは去年のどりぼからだし、距離を置くってったって2年前とかの自分に戻るだけ。雑誌も買うだけ買って中身読まないから来年の北山さんお誕生日きっかけでいけるだろうし。10月号で最後にしたらまる8年。キリがいいから満足できる。CDもいずれ減らせると思うんだよな〜 PV見返すことなんてないし。シグナルもひっとひっとひっとも未開封だし。今回のアルバムなんて収納しづらすぎて買いたくないとか思い始めてるし。結局は買うんだろうけど。一応。カレンダーも結局今年の未開封だしそろそろいらないかなーって感じもあるけどね。年1だからまぁいいやってなってるよね(笑) まぁでも今持ってるグッズ(写真CDDVDカレンダーパンフ等)はそう簡単には手放せないかな。いらないのは徐々にお譲りして行きたいけどさ。グッズたちもわたしのもとにいて幸せにはなれないかもしれないけど我慢して!って思ってる(笑) 





あと、玉森さんがわたしの中でのランキング順位を落としたのは玉森さんを取り巻く環境もあるけどほっぺたも大きいな。黄金伝説前のぷにってしたほっぺたが好きだったんだなわたし。そんなことに気がついた数日間でした。