ひとりごと

ぐだぐだと思ったことを思ったままに

感情は溢れるままに


世界中が混乱の渦に飲み込まれる直前の2020年1月22日に華々しくデビューを飾り、アジア4カ国を含めたデビューツアーは詳細日程を発表するだけの状態だった。…はずなのに、今までに類を見ないほどの全世界でのウイルスの拡散があって、Snow Manのデビューコンサートアジアツアーは幻になってしまった。

最初はコンサート日程発表が延期になっただけだったけれど、結局コンサートが延期になって、そして中止になって、配信になることが決まった。




今まで応援してきた期間だったり、どんなふうに応援してきたかだったり、今どんな気持ちなのかだったり、今回のライブの内容は、人によって捉え方感じ方がものすごく変わってくるものだったと思っているので。
いつも言っている言葉ではあるけれど、感情はその人だけのもので、正解も間違いもないから、だからここに書くわたしの気持ちも、とある1人のただのファンの心の中だけど、この気持ちは文字に残しておきたいし、文章にすることで整理したいと思ったから残しておきます。

公演中もマシュマロをいただいていたけれど回答を控えていたり、わたしが感じたことのツイートも極力しないようにしていたのだけれど、(最後の方は留めておくのが難しくてボロボロとツイートしてしまったけれど) それは、皆さんが自分の目でコンサートを見て、自分の心で感じる感情が何よりも優先されるべきものだと思っていたから。
わたしの言葉で誰かの感情を変えられるだなんて、そんな風に思っているわけではないけれど、でももしもわたしの感情を読んでしまった誰かが、自分の感情を感じる前に意図的に感情が植え付けられてしまったりしたら嫌だなぁと思ったから。だから、なるべく感情を細かく呟くことは避けていました。

このブログは、その感情をたくさん綴っているブログになります。もしもまだあなたの感情が定まっていないのであれば、もしかしたら読まないほうが良いかもしれません。














Snow Manって2019年までずっと現場が立て続けに入っているグループで。先輩のバックに付く舞台やコンサート、自分たちがメインの舞台やコンサート、2018年〜2019年はグループではなく数人での舞台出演もあったりなんかして、割と毎月のようにファンと顔を合わせているグループだった。
2019年8月8日にデビュー発表をして、2019年9月に少年たちの舞台に立って、デビュー準備期間に入った彼らは現場のお仕事がパタリとなくなって。それは当たり前のことだし、デビューしたらコンサートは年1になるし、滝沢歌舞伎とコンサートと現場は年2回かなぁなんて思っていたけれど。
コロナウイルスが世界中で流行して、デビュー年に決まっていたツアーも歌舞伎も無くなって。あんなに毎月のようにあった現場は、0になってしまったのが2020年。(タイでのパフォーマンスとかうたコンの収録はあったけれど)

それでもSnow Manのファンは増え続けて、デビューシングルD.D.は単独ミリオンを突破、2ndシングル KISSIN' MY LIPS/Storiesは初日66万枚、初週93万枚を突破。
雑誌に掲載されることが発表されると予約が殺到し、表紙を飾ろうものなら深夜でも数時間でオンラインショップが在庫なしになるほど。
映画のムビチケネット発売日にはサーバーが落ち、映画館発売日には売切れ続出で増刷がかかる。
街を歩けば至る所からSnow Manの話題が聞こえ、TVをつけたらSnow Manの誰かしらが映っていることも増えて。


それでも、実感が湧かない。
ファンが増えたという実感が、まるでない。信じられない。
それは何年もずっともがき続けてきた彼らを見ていたからなのか、それとも単純に現場がなくてその増えたファンを見る機会がないからなのか、自分でも分からなくて。
ただ、一つ考えてしまうことは、たかが数年応援しているわたしでもこんな気持ちになるのだから、Snow Manを8年やっている彼らは、十何年Jr.をやってきた彼らは、もしかしたら多分同じような感覚に、いやもっと大きな漠然とした不安というか信じられなさを持っているのかもしれないということで。


今回の配信、わたし達は画面を通して彼らが全力で作り上げてくれたコンサートを画角いっぱいに楽しむことができたけれど、彼らの目の前に広がるのは誰もいない客席で。
チケットの購入枚数だったり視聴者数だったり、そういう「数字」は報告されているだろうけれど、でもそれはただの「数字」でしかなくて。
ファンが埋める客先と、即時返ってくる反応と、会場のあの空気感には到底叶わないんだろうな。

コンサートはファンと作り上げるもの
直で反応が返ってくるから嬉しい
そんなふうに言ってくれていたはずのライブが無観客配信になって、思い描いていたデビューライブとは全く違うものになってしまって、普段は届くファンの歓声も、その場で成立するC&Rも、その日の会場の雰囲気を見ながら進めていくMCも、挨拶も、全部全部が「Snow Man9人だけ」で作り上げてるような気分になってしまう瞬間もあって。

だから余計に「今見えない、直接会える機会がまだ一度も設けられていないファンの人たち」に向けたメッセージと「Jr.時代から応援してきたファンの人たち」へのメッセージがたくさん詰まった挨拶になったんだろうなぁと思ったりなんかして。

実感が湧かないけれど、確かに今レンズ越しにこちらを向いているはずのファンに届くように、自分の中の不安を消化できるように。

辞めたいと思った過去の話や、ここまでくるのに時間がかかった話は、もしかしたら配信じゃなかったらここまでしなかったのかもしれない。わからないけれど。
でもデビューコンサートだから。彼らの人生の中で、確実にターニングポイントになる出来事だから。過去を振り返るのなんて当たり前で、今だからこそ言葉にできることもたくさんあるわけで。今しか言葉にできないこともたくさんあるわけで。
多分この先、コンサートをしていく中での挨拶では、Jr.の頃はもう振り返らない。ジャニーズに入った時のこと、デビューするまでにたくさん感じたことや想い、そういうのを話せるのはデビューコンサートの挨拶の時だけ。だから、わたしは、彼らがあの場所で何度も何度もJr.時代の辛かったことや苦しかったことを言葉にしてくれて嬉しかった。全部昇華できたんだなって思ったから。やっと、やっと言葉にできたんだなって思ったから。
ここが最後の、Jr.時代との区切りの場所になるんだなって実感できたから。



2日目夜公演の挨拶で、佐久間くんが「僕たちもやめようと思ったことがあるけど、同じようにファンの皆さんもやめようと思ったことがあると思う」というようなことを言っていました。
ドキッとした。
2019年の3月に、降りたほうがいいかもしれないと少しの間Snow Manから離れていた期間があったから。大好きだった彼らを嫌いになりたくなくて、彼らが望まないファンにはなりたくなくて、だから離れたほうが良いと思った時期があったから。

でもここにいる。今、ここでSnow Manを応援してる。

彼らは、彼らがそのステージに立てているのはファンのおかげだと言ってくれていたけれど、わたしが今ここに立ってあなた達を応援できているのは、紛れもなくあなた達のおかげです。
苦しいと感じてしまった時、寄り添ってくれてありがとう。
足が前に出せないと思ってしまった時、隣で待っていてくれてありがとう。
あなた達が支えてくれたから、今もこうしてSnow Manというグループをまるっと愛して真っ直ぐな気持ちで応援することができています。

あなた達に返せていることなんてこれっぽっちもないし、わたし1人がいなくなったって何も変わらないと思うけれど、それでもあなた達がたくさんの優しい言葉をかけてくれるから、やっぱりここにい続けて良かったって思うんだ。








Snow Manはデビューできない」という言葉、彼らも耳にしたこと目にしたことがあると言っていたけれど、わたしも耳にしたことがあるし、正直自分でも思ってた時期があります。
デビュー出来なくてもずっと舞台の上に立っていてくれたらそれで良いって、そんなふうに思っていた時期もあります。
わたしは、ただ好きだから応援してきただけで、彼らの支えになりたいとか、元気を与えられるようになりたいとか、そんなことは考えたことがなくて、無責任なファンだなぁってすごく思うけれど、でもだからデビューのことも夢にさえ見ていなかった時期もあった。

わたしはそこまで長く応援してるわけじゃないけれど、そう思ってるだけでそろそろ長くなってしまっているのかなぁ、わからないけれど、今回の挨拶の中で、Jr.の頃から応援してきたファンのおかげって言ってくれるたびに、とても申し訳ない気持ちになったりもして。
今、その場所に立てているのは、この景色を見れているのは、あなた達がずっとその場所に居続けてくれたからだし、諦めないで努力し続けてくれたから。応援したいと思わせ続けてくれたからだし、常に自分たちを成長させてくれていたから。会うたびにどんどん大きくなってる姿を見せてくれたから。
そして、たくさんのことと向き合い続けてくれたから。
わたしはただずっと彼らを好きでいただけで、今振り返っても、彼らのために何ができていたかなんてわからない。




Snow Manが6人から9人になった時、わたしにもたくさんの思いがあって、ものすごく悩みました。彼らは、そんなわたし達でも、同じ道にいる人であれば全員を前に連れていきたいって考えてくれてたと思います。

2019年3月の横浜アリーナでの単独コンサート。その挨拶でも、たくさんの思いを決意を伝えてくれました。朝焼けの花も、そんな彼らの想いがこもった、その時の彼らの心境を表す楽曲で、いつかあの場所に連れて行くよ、そしていつか必ず幸せな涙を一緒に流そう、そんな決意を伝えてくれたんじゃないかなと思ってます。

2019年7月8月のサマパラでの終わらないMemoriesは、彼らはすでにデビューを知っていた頃で、9人でデビュー組になる、その始まりと共に、Jr.時代6人時代へのサヨナラをしよう、でも積み上げてきた思い出はずっとずっと終わらずに続いていく、そんなことを伝えたかったんじゃないかなと思ってます。

そして今回での挨拶で、「今までの決断は間違っていなかった」と何度も口に来てくれていたのは、もうこの道は引き返さないし、この道を選んだことも正しかったということを伝えると共に、今前を向けていない人は、この先前には向かせることはできないかもしれないと、もう隣で待っている時間はなくて、はっきりと前だけを向いて進んでいくと、そんな気持ちもあった言葉だったのかなと、考えたりもしています。




VI Guys Snow ManがⅨ Guys Snow Manになったこと、彼らの挨拶での言葉たちを聴いていても、そうなるべくしてなった変更だったんじゃないかな、と思いました。
いろんなタイミングでいろんな言葉でたくさんの気持ちを伝えてきてくれたSnow Man。2019年の横アリも、5/5の深澤くんお誕生日の時も、サマパラでも、少年たちのお手紙でも。
でも多分あの時思い描いていた未来にはまだなっていなくて、ファンがたくさん増えたのはとてもとても喜ばしいことだけれど、まだわだかまりが残ってしまっている人たちがたくさんいる。
でももうデビューして、デビューコンサートをして、Jr.の頃を振り返るタイミングはほとんどなくなる。だから、彼らにとってもここを大きな区切りにしないといけなかったんじゃないかなって。今までもたくさん区切りを作ってきたけれど、たぶん、ここが最後の区切りなんじゃないかな。


そう言いながら、SnowDreamに3番が加わって披露されたりしたら、またいろんなことを考えてしまう自分が見えてしまったりもするから、とても自分本意ではあるけれど、SnowDreamはずっとずっと小箱の中に閉じ込めていて欲しいなと思ってしまったりもして。














わたしは過去に担降りを経験している人間で。7年間応援したグループを離れる決断をしたことがある人間です。
今、佐久間くんを応援し始めて気づけば7年目になりました。
過去のことがあるから、これから先もずっと離れることなく応援し続けると約束することは、正直出来ない。いつかもしかしたら破ってしまう日が来るかもしれない約束は、できない。
でも、こんなにもずっと応援したいと思い続けられる人に出会えたのは初めてで、佐久間くんに出会えたことは、わたしの人生の中でもすごく良かったなと思えることです。

佐久間くんはわたしの人生に彩りを与えてくれた人。たくさんの景色を見せてくれて、たくさんの感情を教えてくれて、いっぱい笑っていっぱい泣いて。
今のわたしがあるのは、佐久間くんに出会えたから。今のわたしの思考は、佐久間くんに影響された部分も大きくて。
すごく尊敬できる人に出会えたことが、本当に嬉しいし本当にありがたいなと思っています。

だからこの先も、そんなあなたの姿をずっと追いかけ続けられたらいいなと思っています。











デビューライブが配信という形になったことで、「デビューライブ」でやりたかったこと計画していたことの中で諦めたこともたぶんたくさんあると思う。
配信という形で、少しでも多くの人がずっと楽しんでいられるように、ずっと9人全員がステージ上に立っている、1番過酷なセットリストに、構成にしたんだとわたしは思っています。
そんなファンのことを本当に考えられる彼らだから、表に出していない感情もたくさんあるとは思うけれど、でも、今の、デビューコンサートの中で話した彼らの言葉たちを、直接自分の耳で聴くことができたのは、全公演を配信してくれたからで。そういう意味では、すごく良かったなと思ったりもしています。彼らのことは何も考えていない、自分本意な考えにはなってしまうけれど。
でも例えば昨日Snow Manのことを知って、興味を持ってくれた人も今日の配信は見れたわけで。これが会場でのコンサートだったら、数ヶ月前に申し込みが終わっていて、その頃好きじゃなかった人たちはどう頑張ってもコンサートは見れなくて。
だから、悔しかったし悲しかったし本当は同じ場所であなた達に直接「おめでとう」の言葉を伝えたかったけれど、でも、配信だからこそ得られたものもあったんじゃないかなって、思っています。



まだまだ最初の一歩を踏み出したばかり。
彼らが目指す場所はもっともっと高い場所にあって、そこまでの道のりは決して簡単なものじゃないと思うけれど、今までたくさんのことを乗り越えてきて、たくさんの感情を育ててきて、辛いことも苦しいことも悲しいこともむかつくことだってたくさんあったと思うけど、それでも今こんなにも優しさと思いやりが詰まったグループになることができているから、あなた達9人なら大丈夫。
この先もずっとずっと、9人で手を取り合って、切磋琢磨しながら前に前に進んでいって欲しいなと思うのです。

あなた達が支えだと言ってくれるから、わたしも、何ができるかはわからないけれど、力の限りSnow Manを応援していきたいなと思うし、愛していきたいなと思います。
あなた達がくれるたくさんの愛をしっかり受け取って、わたしの方こそ恩返しをしていきたい。



一生に一度のデビューコンサート、見せてくれてありがとう。
たくさんの感謝を伝えてくれて、ありがとう。
今まで胸に秘めてた思いを聞かせてくれて、ありがとう。
この4日間9公演のことは、ずっとずっと忘れない。わたしの、宝物にします。