2016年のメモ文字起こしは2016年のうちに第三弾。(ひとりごとと記憶力ないのに記録しないと気が済まないの合同企画)
コインロッカーベイビーズは、たぶん東京に住んでなかったら行かなかっただろう舞台。
当時、Twitterに感想書いたら絶対これ書かなくなるって思ってTwitterにもほとんど投稿してなかったからなかなか感想ちっくな文章になりそうな気がするけど。
コインロッカーベイビーズ見てきたんだけど演出家さんが宝塚歌劇団所属の木村信司さんなだけあってとても歌が凄かった。
— 隙間 (@tmmrytyt) 2016年6月12日
にしても郁人イケメンだよなぁ…
とにかく真田さんの演技力が爆発した舞台だったと思う。何も知らない人が行ったとしたらたぶんあの人が1人5役やってることにも気がつかないかもしれないしジャニーズJr.だなんてわからないと思うくらい。
コインロッカーベイビーズは、たぶん本かなんかで以前に触れたことがあったはずで。幼子がコインロッカーに捨てられるという衝撃的なお話。そんな話を作品として表現するのは本当に難しかったんだろうなぁと思った。
舞台上は常に狂気に満ちていた。大人になったハシとキクは、どうしても普通には生きられなかった。
檻の中に入ったこともあった。有名になれば母親が気がついてくれるかもしれないと、男に買われて活動していたこともあったハシ。そんなハシをキクは止めようとしていた。2人だったからこそキクは少しまともになれたのかなぁ。
当初、ハシとキクは逆の配役で上演しようと思ってたと。でもどうなんだろうなぁ、わたしが見た限り、実際の配役でとってもマッチしていたように思った。はっしーって、気を張るのをやめたらプツンと糸が切れてしまいそうな気がする時があって。A.B.C-Zに加入した時も、激やせした時も、目に見えない何かに追われているように見える時があって、それがハシとリンクした。郁人は逆に、はっしーを見守って裏で支えてるところが、なんだかんだハシの面倒みてる気にかけてるキクと重なった。
とてと狂気に満ちた舞台だった。
何度でも言いたくなるほど、狂気に満ちていた。
でもとても、メッセージ性の強い舞台だった。
言葉では言い合わらせないものがそこにはたくさんあった。
観に行って良かったと言える舞台だった。
(こんなどうしようもない文章になるのだから2017年は観劇したらすぐに言葉にしたいものだ…)